きんのえんとつ

 

 

きんのえんとつ

 

ミシェル・マリオネット/絵

藤田圭雄/文

至光社(国際版絵本) 

 

 

「あおくんときいろちゃん」(レオ・レオニ/至光社)の翻訳も

手がけていらっしゃる藤田圭雄さんが
1970年に書かれた作品の復刻版(2007年)です

 

絵は、フランスの画家、ミシェル・マリオネットさん

モノクロの柔らかなコンテ画です


子猫と一緒に町の煙突掃除をするしゃるぼん

ある夜、きんのえんとつの夢をみます
そのえんとつは、ふたりを遠い世界へ連れて行ってくれるのです


実現するまで、夢をあきらない心、

仲間がいることの力強さ、希望にあふれたおはなしです


しゃぼんは、ヨーロッパの伝統的な煙突掃除人の格好で描かれています
煙突掃除屋さんは、幸運を運んできてくれるシンボルだそうですね


お人形みたいなしゃぼんをはじめ

馬車や機関車、シチュー屋台の車など、すべてが
まるでおもちゃ箱から飛び出したようです

 

相棒のねこちゃんもかわいいです〜(*^▽^*)

高畠純「十二支のはやくちことばえほん」

 

十二支のはやくちことばえほん

 

高畠純/作
教育画劇

 

 

高畠純さんの「ことばあそびえほんシリーズ」

 

十二支の動物たちが、繰り広げる楽しいことばあそびの世界!

 

とぼけた味のセンスあふれる絵で
笑えて、ためになる、ユニークな、ことば絵本です


つぎつぎ出てくるリズミカルな早口ことばにのって

子丑寅・・・と十二支が順番に愉快な
パフォーマンスを披露!


文は全部、早口ことばなので、大人も子どもも楽しめて

親子でコミュニケーションが広がりそう!


頁内は、ほぼ未読の美本♪

 

ハガキ大の、絵本紹介カード、2枚付きです♪

天動説の絵本

 

天動説の絵本

 

安野光雅/作

福音館書店

 

「天動説」を信じていた人々が

やがて「地動説」という考えもあることを知り

困惑していく姿を描いた
まったく違った視点から、地球や宇宙について

思いをめぐらす絵本です

 

地球や宇宙の姿に気づきはじめた頃の新鮮な驚きや脅威を

感じることができます


広い水平線の上に居ながら、あたり前のこととして

丸い地球が動く姿を理解できる現代の人々
そこまでの、遠く険しい科学の歴史が見えます


絵は、はじめ平らだった大地が、じょじょに丸みをおびていき

最後は、地球の全体像として、見ることができる
地球儀の姿となっていきます


だんだんと形を変える大地の上では

人々の姿が古びた古文書か絵巻物のように描かれています
 

科学の発達した今でも、地球が回っていることや

宇宙の様子を実際に見たり、感じたりすることはできません
科学者の考えを理解し、その姿を想像するだけです

その点では、昔も今も変わりないのかもしれませんね
 

ふうことどんどやき

 

ふうことどんどやき

 

いぬいとみこ/作

赤羽末吉/絵

偕成社


お正月飾りを燃やす「どんどやき」という 火祭りを舞台にした
雪国の寒い冬のおはなしです

雪と一緒にやってくる北風小僧さぶろうの やんちゃな笑い声
ぱあっと火の粉をまき散らして 夜空にのぼるどんどやきの火

寒さにふるえる、こうさぎたちのため
マフラーや手袋をつけた絵を描いてあげた
ふうこのやさしい心

美しい日本語と、美しい絵が織りなす 日本のファンタジー

     

 

 

  

 

 

  

 

とっても大きなお月さま、スーパームーンです!

 

昨日は雨で見れなかったけど、今日もほぼ満月です(*^▽^*)

 

雲の隙間から、顔を出したお月さま

 

杉の葉陰にかくれたお月さま

 

煌々と輝く美しいお月さま

 

 

 

そんな今宵のおすすめ絵本は・・・

 

お月さまってどんなあじ?

 

お月さまってどんなあじ?

 

マイケル・グレイニエツ/絵・文
いずみちほこ/訳
セーラー出版
(旧版/現・らんか社)

 

お月さまを、かじってみたいと思った動物たちが

考えだした方法は・・・

 

明快な文の繰り返しと、質感のあるあたたかみを感じる絵

動物たちの様子を空のうえから見下ろす

お月さまの顔も、ほのぼのユーモラスです

 

結果は見てのおたのしみ!

 

全国学校図書館協議会選定「よい絵本」の帯付きです!!!

 

お月さまの味???って、考えてたら

だんだん、絵本のお月さまが、おせんべいに見えてきた〜

うーん、つるつる白玉だんごにも〜 (@⌒¬⌒@)あはっ♪

ふしぎなかぎばあさん

 

ふしぎなかぎばあさん

 

手島悠介/作
岡本颯子/絵
岩崎書店

 

たくさんの童話や、絵本も手掛けていらっしゃる

手島悠介さんと、岡本颯子さんの、人気作品、代表作シリーズですね

 

学校から帰ってきた、かぎっこの広一は、家のかぎをなくしてしまい

家に入れなくなりました

 

友だちは、みんな忙しくて、今日にかぎってひとりぼっち

おまけに雪もふってきました

 

すると、そこへピンクの傘をさしたおばあさんが現れて

広一に話しかけてきました

 

おばあさんは、何百というカギのたばをもっています

 

そのカギのひとつを取り出すと、広一の家のドアがあきました

 

広一とかぎばあさんの、奇妙でたのしいひととき

 

「ジンジロゲの歌」を歌ったり

紙芝居を読んでもらったり・・・

 

「ジンジロゲの歌」は、楽譜付き!

 

紙芝居は、劇中劇ならぬ、おはなしの中のおはなしなのですが

このおはなし、とっても面白いです!

 

おばあさんは、魔法使いだったのか

眠くて目が覚めると、おばあさんからもらった新しいカギは

なくしたはずのカギに変わっていました

 

帰ってきたお母さんとのやりとりが、またまた愉快!

 

単行本なので、字も絵も大きいです

単行本は、書店品切れで、入手困難となっています

 

かぎばあさん、会ってみたくなりますよ〜

 

「すってんてんぐ」木曽秀夫

 

すってんてんぐ

 

木曽秀夫/作

サンリード

 

ずっとずっとむかしのおはなし

 

山の神だったてんぐどん

 

てんぐのうちわを一振りすれば

なんでも願いがかなうありがたい神様

 

てんぐどんの住む木の下には

毎日、人々のお供え物がいっぱい

ご馳走いっぱい食べて、てんぐどんの顔はつやつやまっかっか

 

ところが、何年もたったある日、お宮ができて

誰もてんぐどんに見向きもしなくなった

 

ご馳走が食べられず、すっかりやせ細ったてんぐどんの顔は

みるみる、あおい顔

 

困ったてんぐどんは、仕事を探しに、人間の町にやってきた

 

そこから、てんぐどんの職探しがはじまります

畳屋、傘屋、豆腐屋、髪結い、籠屋・・・など

江戸の時代の、むかしの仕事や、人々の暮らしの様子が

つぎづぎと描かれています

 

長い鼻がじゃまをして、てんぐどんに合う仕事は

なかなかみつかりません

 

とぼとぼ歩いていたてんぐどんが、最後にみつけた

ぴったりの仕事は・・・

 

誰にでも、得意分野はあるものですね〜

 

神とあがめられたほどのてんぐどんが、身をていして

一生懸命がんばる姿や、あきらめず挑戦しつづける姿に

大人は、ちょっと、うるっとすることでしょう(*^-^*)

 

てんぐどん、かわいらしく、憎めないキャラクターです!

 

ページ内にやぶれがありますので、お安くいたしました。

状態気にされなければ、お買い得です(∩´∀`)∩♪

 

 

 

めっちゃくちゃのおおさわぎ(コルネイ・チュコフスキーの絵本)

 

めっちゃくちゃのおおさわぎ

 

コルネイ I.チュコフスキー/作
フランチェスカ・ヤールブソヴァ/絵
田中潔/訳
偕成社

 

チュコフスキーのリズミカルなおはなし

いろいろな動物が、われを忘れて大騒ぎ

ハチャメチャぶりにあれあれっと思うまに

おはなしの世界にひきこまれていきます

大騒動は、しずかに幕をひくのですが

どこかで、こんな大騒動が繰り広げられているかもしれないって

想像するだけで、愉快な気持ちに!!

 

ロシアアニメの美術監督、ヤールブソヴァ(フランチェスカ・ヤールブソワ)が

イラストを手がけています

 

かわいい陽気な絵は、今にも絵本から飛び出して、うごきだしそうです

五味太郎のゆかいな絵本「くまさんホームラン!」

 

くまさんホームラン!

 

五味太郎/作

絵本館

 

いつもは、こんなぐあいや、あんなぐあいと

三振ばかりのくまさん

 

ところが、今日のくまさんはこんなぐあい!

 

おおあたり!!

 

くまさんも、みんなもびっーくり!

 

いちばんびっくりしたのは、ボールくん

 

いい天気の空のうえ、まったくいい気持ち

 

ということで、原っぱに落ちたボールくんは

 

もういっかい、ジャンプ!

 

青い空と、みどりの原っぱと、白いボールくん

 

うきうき、とっても楽しくなる絵本です

 

そして、くまさんとみんなは、ボールくんを追いかけて・・・

ペニーさん
ペニーさん

マリー・ホール・エッツ/作・絵
松岡享子/訳
徳間書店 

「ペニーさん」(「Mister Penny」)は
1935年、マリー・ホール・エッツが手がけた、はじめての絵本です

年をとったペニーさんという男の人がいました
とても貧乏で、年をとっても、毎日工場で
働かなければなりませんでした
その訳は、ペニーさんにはたくさんの家族がいて
その家族を食べさせるためでした

家族といっても、それは動物たちで
ウマとメウシとヤギとブタと小ヒツジとメンドリ、オンドリ
それぞれ名前もあって、ペニーさんは、みんなのことを大事に
可愛がっていました
動物たちは、ペニーさんに甘えるばかりで
働くことはしませんでした

ある日のこと、事件が起こります
動物たちが、となりの家の畑の作物や果実を
おなかいっぱい食べてしまったのです!

となりの人は、かんかんに怒って、弁償として
動物たちを差し出すか
無理難題の仕事をするか、ふたつにひとつと迫ってきたのです
ペニーさんは、がっくりと途方にくれました

その様子を見ていた動物たちは、みんなである一大決心をして
夜のうちに行動を開始します

まだまだ、おはなしはつづき・・・
絵本としては、長めのおはなしなのですが
最後まで、とても面白く、はなし運びのうまさを感じます

エッツの優れた絵には、定評がありますが、
書き手としても、才能豊かと感じます
また、松岡享子さんの訳が、わくわくする
流れるような日本語の文章で、楽しめます

絵は、モノクロの木版画で、あたたかみがあ
クラシカルな雰囲気です


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